【概況】年々厳しさを増す猛暑の夏と長い残暑に悩まされましたが、ようやく秋が来ました。秋の主役サンマは予想外の好漁です。大型で脂乗りも良く、10年振りの声が聞かれます。秋サケは不漁予報通り極めて低調、高値です。戻りガツオのシーズンですが、北上群が極端に少なかったため戻りも少なく、品薄高値が続いています。スルメイカは三陸、常磐で久々に好漁が続いていますが、日本海側は今後も来遊量が少なく、前年を下回りそうです。冬に向けての主力商材のカキは、今年も高水温の影響で生育が遅れているため、各産地ともスタートが遅れそうです。
■神嘗祭(伊勢神宮 10/15〜17) その年に収穫された穀物や新酒を神に捧げ、皇室のご繁栄と国家安泰、五穀豊穣、国民の平安を祈る祭礼が行われる。  
■霜降 (10/23)
この時期になると気温がぐっと下がり、空気中の水分が凍って草木の表面や地面につくと霜になります。