【概況】梅雨シーズンに入り、蒸し暑いの夏の到来です。気象庁は2017年8月から続いていた黒潮大蛇行(日本列島の南に沿って北東へ流れる黒潮が紀伊半島付近で沿岸を離れて大きく南に迂回する現象)が終息する見通しになったと発表しました。黒潮の北上を妨げていた冷たい海水の流れが消滅したためと推測されます。今後、カツオなどの漁場の変化や夏の蒸し暑さや強い雨が降りやすいなど、大蛇行以前の状態に戻るのでしょうか。さて、1日に各地でアユ漁が解禁され、川魚シーズンもスタートです。梅雨時に旬を迎える魚はマップの通りです。
■父の日(6/15)
6月の第3日曜日は「父の日」。薔薇は父の日の花。父あれば赤い薔薇を贈り、亡き父には白い薔薇を捧げる。
■夏至 (6/21)
太陽が、もっとも南に上る日。一日の長さが最も長く日差が一番強い時期。この頃は夜が短いことから短夜という季語も出来た。
■七度洗えば鯛の味の話<イワシ>
イワシという名は、獲るとすぐに死んでしまう弱い魚だから「弱し」が転訛したとか、上等な魚ではないので「卑し」が転じたものといわれています。漢字名もそのまま、魚へんに弱と書きます。イワシはこの大昔からのイメージが現代まで続いていて、残念ながら評価は低いですね。でも一方では「イワシ七度洗えば鯛の味」とも言われるほど・・・