<5月>
アイナメ アイナメ 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体は紡錘型で測線が5本あり、全体にぬめりがあります。成魚で体長30〜40cmになり、体の色が棲む環境で変わり、黄色・黄褐色・紫褐色など色々で、保護色の役割があります。水深30m位までの海藻が多く生えているところを好んで生息しています。今、市場には青森、三陸主体の入荷があります。 ビタミンDが豊富で、ミネラルのリン・カリウム・亜鉛も多く含まれています。
アジ アジ 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
140種近くあるアジ科の魚のうち、日本近海には約20種が生息しています。中でも漁獲量・人気とも1が真アジです。刺身やタタキはもちろん、煮ても焼いても揚げてもOK!(忘れちゃいけない!!干物もありますね)日本各地で獲れますが、市場にはこれから地元神奈川の朝網物の入荷が増加してきます。 DHA・EPA・タウリン・カリウムや、うま味成分イノシン酸が豊富で、適度な脂肪分のバランスの良さも味の秘密です。
かつお カツオ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
「勝魚」といわれ勝負事などに縁起物として使われ、日本人には、なじみある魚の一つです。温暖性の魚で南方の海で生まれ育ち、2年程たつと黒潮に乗って北方にやって来ます。回遊は、フィリピン沖から三陸沖まで往復2500qにも及び、今は屋久島沖や太平洋上で水揚げされています。 コレステロールを下げたり動脈硬化を防ぐEPAが豊富で、うま味成分のイノシン酸も多い。
アサリ あさり 旬魚レシピへ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
貝の中でも馴染み深い代表格で、波打ち際から10mくらいの水深の海底に潜ってすんでいます。潮干狩りの主な対象でもありますが、最近では干拓や埋め立てなどで生息地域が減少傾向にあり、養殖も盛んに行われています。市場には今、伊勢湾から入荷があります。 貝類の中では、比較的カルシウムが多く、タウリン・ビタミンB12を含むので、肝臓強化・コレステロール対策など効果大。鉄分も豊富です
トビウオ トビウオ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
飛行機の翼のような胸ビレが特徴的な魚で、海面上2m・飛行距離200mにも及ぶ滑空をみせるといわれてます。全国各地で水揚げされますが、今は屋久島で水揚げされたものが市場に入荷されています。加工品として伊豆七島の「くさや」・五島の「あご」などが有名です。 水中・空中を、勢いよく動き回るため、高たんぱく・低カロリーで、ビタミンEとセレン(抗酸化作用)が豊富なヘルシーな魚です。
マダイ マダイ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
姿・色・味と三拍子揃った、代表的な魚です。冬場は水深100m〜200mの深場に生息していますが、春になると産卵を控え沿岸に近づきます。この時期には体色がとりわけ美しくなり、「桜ダイ」とも呼ばれます。養殖も盛んですが今は日本海からの天然物が、入荷しています。 養殖物は天然と比べ、油が多いので、カルシウムの吸収を良くするビタミンDや、老化を防ぐビタミンEが多く比較的安価でおすすめです。
クロダイ クロダイ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
真鯛に似ているが体色は全体に黒色で、日本各地の内湾の砂泥底に棲み磯にも出現する。幼魚の頃はすべて雄で、成長中雌雄同体になり3年で成魚になると雄・雌に分かれる「性転換する魚」です。白身で磯の香りが強く、真鯛とはまた違った野性的な風味で人気の魚です。 水溶性ビタミンのナイアシン・ミネラルのリン・カリウムが比較的多く含まれています。
やまめ ヤマメ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
「五月ヤマメでアユかなわん」と言う諺がある様に、今が旬です。河川の上流域に棲み体の側面に8〜10個の小判型の模様と背中や腹に、大小の黒点があるのが特徴です。稚魚は2年で体長が20p〜30p程に成長します。釣り人にとっては垂涎の魚で、味も絶品です ビタミンDが豊富で、ミネラル分のリンとカリウムも豊富です。
きはだまぐろ キハダマグロ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
これからの季節に旬を迎えるマグロで、第2背ビレと腹ビレが鎌の様に大きく立ち黄色をしています。昔ヒレのことを「ハタ」と呼んでいたところから、この名が付きました。マグロ類の中でも大型種で体長3m・体重200sにもなります。日本近海に来遊してきた今の時期は、本マグロ以上に珍重されてます マグロは部位により栄養が違い、赤身は【たんぱく質・鉄分】トロは【ビタミンE】血合いは【ビタミンE・鉄・タウリン】が豊富です
あなご アナゴ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
うなぎと同様に栄養価値が高く、寿司のネタでも人気の魚です。円筒型で長細い形をしていて、からだの側面に白い斑点が並んでいます。日本全国の沿岸から水深200mくらいの大陸棚に分布し、「江戸前のアナゴ」と言われる羽田沖のものが市場に入荷しています。 ビタミンA・Eが豊富で、夏バテや風邪の予防に効果的です。脂肪はうなぎの半分以下なのでダイエット中の人はこちらがおすすめ。
とり貝 とり貝     ★ 栄養価
すし種でお馴染みのシコシコの食感を楽しむ貝です。名前の由来は身質が鶏肉に似ていると言う説と、形が鶏の頭に似ていると言う説があります。本州・四国・九州の内湾部水深10m程の泥底に生息し、市場には四国からの入荷があります。 貝類の味の特徴である「うま味」は主にコハク酸で、「甘味」はアミノ酸です。
イサキ イサキ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
初夏が旬と言われる魚で、若魚はイノシシの子供の様な縞模様が体にあることから、「ウリンボウ」と呼ばれたりします。暖海性の魚で、沿岸の水深5m〜50mくらいの岩礁あたりをすみかにしています。適度に脂が乗ったさっぱりした白身です。旬の時期と産卵時期が重なっていても味が落ちない魚です。 カルシウムとリンの吸収と代謝を助けるビタミンDと免疫機能の低下を防ぐ亜鉛が豊富です。
さざえ サザエ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
角をはやした円錐形の巻き貝で、外海の波の荒いところに居るものは角が長く、内海の波の穏やかなところのものは、角が短い傾向があります。成貝は高さ10cm・殻口の直径が8cm程になります。昼間は岩の割れ目などに隠れ、夜になると海藻などを求め行動します。 低カロリーで、ミネラル分の亜鉛や銅が豊富です。
ホタルイカ ホタルイカ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
オホーツク以南の日本近海で水深200m〜1000mに広く分布しているが、春の産卵期に岸近くで大量に見られるのは、富山湾だけで漁獲も富山湾に集中しています。体表に発光器を持ち、蛍の様に光るところからこの名が付きました。体長7p程の小型のイカです。 イカは、高たんぱく・低カロリーで、コレステロール値を下げるタウリンも多く含まれています。ビタミンEも豊富です。
白エビ 白エビ 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体長7p程で、昼間は水深150〜300mを泳いでいるが、夜間になると100m以浅に浮上してきます。富山湾と駿河湾が有名な産地で、相模湾や遠州灘にも分布してます。今市場には富山湾からの入荷があります。 エビの栄養素以外に生食やかき揚げなどで食すので、カルシウムが豊富です。
マス 青マス 料理教室へ おさかなよもやま話 ★ 栄養価
降海するサケ類の中では小型の種で、全長60cm〜70cm程になります。日本では、おもに北海道北部の河川に遡上し、雄はいわゆる「鼻まがり」になって、背部がいちじるしく盛り上がった、「背っ張り」状になるため、他のサケ類との識別は容易です。漁は、遡上前の海で行います。 脂肪と脂溶性ビタミンが多く、特にビタミンDが豊富です。ビタミンDは、歯や骨を強くするのに必要なビタミンです。
うに ウニ   おさかなよもやま話 ★ 栄養価
体全体が栗のイガの様なトゲに覆われ、その間に管足が有り、滑るように海底を移動します。口は体の下にあり、海藻などを食べています。浅瀬の窪みや岩の割れ目などをすみかにしていて、産卵のために卵巣が発達するこれからが旬といわれます。 ビタミンA・B1・B2・E・Dや、鉄分などが豊富で栄養価の高い食材です。
マガレイ マガレイ     ★ 栄養価
体は偏平をした楕円形で、カレイで思い浮かべるイメージそのままの型をしています。北海道の全域に分布し、特に積丹半島以北の日本海やオホーツク海沿岸に多く分布しています。水深100m以浅の砂泥底に生息し、体長は40cmぐらいまでに育ちます。 白身魚の代表格。低脂肪・高たんぱくでビタミンB1・B2・ビタミンDなど重要な栄養素や美肌効果が高いコラーゲンも豊富です。