<3月>
ウニ ウニ   メルマガ60号 ウニ ★ 栄養価
体全体が栗のイガの様なトゲに覆われ、その間に管足が有り、滑るように海底を移動します。口は体の下にあり、海藻などを食べています。浅瀬の窪みや岩の割れ目などをすみかにしていて、産卵のために卵巣が発達するこれからが旬といわれます。 ビタミンA・B1・B2・E・Dや、鉄分などが豊富で栄養価の高い食材です。
ワカサギ ワカサギ 旬魚レシピへ メルマガ45号 ワカサギ ★ 栄養価
氷上の穴釣りで知られる冷水性の魚で、もとは北海道などの沿岸に生息する海産魚ですが、適応性が強いため淡水の湖沼に移植され各地で繁殖しています。体は細く側偏し鱗は、はがれやすいのが特徴で体長は15p〜20pになります。 丸ごと食べるので、カルシウム・リンなど多量に取ることができます。下準備も楽なので一石二鳥な魚です。
マス マス 旬魚レシピへ メルマガ82号 カラフトマス ★ 栄養価
標準和名は「カラフトマス」、別名マス・本マス・青マスと呼ばれます。マスという名ですが、サケ科・サケ属のサケです。また、サケ類としては小型で、最大でも70cmほどです。市場では本マスまたは青マスの通称で、主に北海道から小型のものが入荷しています。 身は良質なたんぱく質、脂肪に富み、ビタミンAやDが多く含まれていて、子供やお年寄りにも最適な魚です。
シラウオ シラウオ 旬魚レシピへ メルマガ57号江戸の春告げ魚の話 ★ 栄養価
細く半透明でアユなどの幼生期に似た姿をしています。日本の温帯沿岸域やサハリン・朝鮮半島東岸に分布し、春になると産卵のため河川に遡上します。主な産地は青森県で、水揚げ量の7〜8割を占めています。 カルシウムが豊富で、たんぱく質・カリウムも含まれます。小魚は、丸ごと食べられるので優秀なカルシウム源です。
「サヨリ」 サヨリ 旬魚レシピへ メルマガ45号『海の麗人の話』 ★ 栄養価
体長が30pほどで、スマートな延長形で細長い下顎が特徴です。先端部は紅を挿したように赤くなっています。腹腔が大きいためすぐワタ焼けを起こし傷みやすいので、鮮度のよいものでもすぐ下処理をしておくことが必要です。大きいものは刺身・寿司種など、小さいものは天ぷら・椀種に。 切り身1切れ80Kcalと、低カロリーなのでダイエットに最適。高たんぱくでカルシウムも豊富と、優秀な食材です。
<カツオ> カツオ 料理教室へ メルマガ12号『女房質においても初鰹の話 ★ 栄養価
「勝魚」といわれ勝負事などに縁起物として使われ、日本人には、なじみある魚の一つです。温暖性の魚で南方の海で生まれ育ち、2年程たつと黒潮に乗って北方にやって来ます。回遊は、フィリピン沖から三陸沖まで往復2500qにも及び、今は屋久島沖や太平洋上で水揚げされています。 コレステロールを下げたり動脈硬化を防ぐEPAが豊富で、うま味成分のイノシン酸も多い。
「ミル貝」 ミル貝

 

  ★ 栄養価
やや横長の二枚貝で、殻の長さが15p高さが10p程の大型の貝です。太い水管が口から出ている様はインパクトがありますが食用にするのはこの部分のみで、高級すし種とされています。北海道から九州まで広く分布していますが漁獲量は激減し、今は輸入や代替品の「白ミル」が広く流通してます ビタミンB2・カルシウム・鉄分等が豊富で、特に今の時期は栄養価も高くなります。
「アサリ」 あさり 旬魚レシピへ メルマガ34号春を告げる貝の話 ★ 栄養価
貝の中でも馴染み深い代表格で、波打ち際から10mくらいの水深の海底に潜ってすんでいます。潮干狩りの主な対象でもありますが、最近では干拓や埋め立てなどで生息地域が減少傾向にあり、養殖も盛んに行われています。市場には今、伊勢湾から入荷があります。 貝類の中では、比較的カルシウムが多く、タウリン・ビタミンB12を含むので、肝臓強化・コレステロール対策など効果大。鉄分も豊富です
「トビウオ」 トビウオ   メルマガ11号空飛ぶ魚の話 ★ 栄養価
飛行機の翼のような胸ビレが特徴的な魚で、海面上2m・飛行距離200mにも及ぶ滑空をみせるといわれてます。全国各地で水揚げされますが、今は屋久島で水揚げされたものが市場に入荷されています。加工品として伊豆七島の「くさや」・五島の「あご」などが有名です。 水中・空中を、勢いよく動き回るため、高たんぱく・低カロリーで、ビタミンEとセレン(抗酸化作用)が豊富なヘルシーな魚です。
「マナガツオ」 マナガツオ   メルマガ47号本物!?のカツオの話 ★ 栄養価
関東では、割りとなじみの薄い魚(?)ですが、関西でよく賞味され高級魚として扱われています。紀伊半島を北限として東シナ海に多く分布しています。そのため「西海に鮭なく、東海に真魚鰹なし」と言う諺もあります。市場には、九州方面からの入荷があります。 白身でくせがなくやわらか。ビタミンAが、多く含まれています。
「サワラ」 サワラ 旬魚レシピへ ★ 栄養価
体長1m・重さ5kg程のスマートな魚です。今の時期は脂が乗り【寒鰆】といって関東では特に珍重しているようです。白身で肉質が柔らかなので、刺身・照り焼き・塩焼き・味噌漬などがおすすめです。サワラに限り、切り身の場合尾に近い部分が美味と言われます。 血圧上昇の抑制に効果があるカリウムが豊富に含まれ、たんぱく質・ビタミンB2・D・ナイアシンも含まれ、DHAはサンマより多いです。
「マダイ」 マダイ 料理教室へ メルマガ20号とってもめでたい魚の話 ★ 栄養価
姿・色・味と三拍子揃った、代表的な魚です。冬場は水深100m〜200mの深場に生息していますが、春になると産卵を控え沿岸に近づきます。この時期には体色がとりわけ美しくなり、「桜ダイ」とも呼ばれます。養殖も盛んですが今は日本海からの天然物が、入荷しています。 養殖物は天然と比べ、油が多いので、カルシウムの吸収を良くするビタミンDや、老化を防ぐビタミンEが多く比較的安価でおすすめです。
「ホタルイカ」 ホタルイカ   メルマガ2000年11月号「サケ丸かじりの話」 ★ 栄養価
オホーツク以南の日本近海で水深200m〜1000mに広く分布しているが、春の産卵期に岸近くで大量に見られるのは、富山湾だけで漁獲も富山湾に集中しています。体表に発光器を持ち、蛍の様に光るところからこの名が付きました。体長7p程の小型のイカです。 イカは、高たんぱく・低カロリーで、コレステロール値を下げるタウリンも多く含まれています。ビタミンEも豊富です。
「ウスメバル」 ウスメバル     ★ 栄養価
名の通り大きなパッチリした目が特徴です。体色は、灰褐色(キン)・灰赤色(アカ)・黒灰色(クロ)の3種類あり、棲む場所や水深などで変化したものです。近縁種も多く30種以上といわれています。新鮮なものは刺身OKですが、やっぱり煮付けが格別です。 高たんぱくで、リンが豊富です。リンは、血液などの体液に入り、酸性・アルカリ性に傾かない様pHの緩衝作用を受け持ちます。
「ニシン」 ニシン 旬魚レシピへ メルマガ45号 ワカサギ ★ 栄養価
ニシンは寒流に育つ回遊魚で、産卵時北海道沿岸に大群で接岸したニシンを定置網で漁獲していましたが、今では沿岸に群れで現れることがなくなり、近海のものは幻の魚となってしまいました。今は、北海道西岸の沖合が漁場ですが漁獲量は激減しています。ちなみに「数の子」は、ニシンの卵です。 高たんぱくで、ビタミンA・Dが多く含まれている。脂肪も多い魚です。
<ワカメ> ワカメ 料理教室へ メルマガ33号海の春野菜の話 ★ 栄養価
太平洋側は室蘭以南、日本海側は北海道以南に分布します。潮流の激しいところのものほど良質と言われます。春から夏にかけて繁茂する一年草で高さ50〜150cm程になります。近年はほとんどが養殖物です。三陸の<春告げわかめ>は、種付けからわずか3ヶ月の新芽のみを摘んだワカメで、格別の風味が人気です。3月まで入荷します。 骨の形成に欠かせないカルシウムが豊富で、ビタミンA・Cも多く含んでいます。血中のコレステロール値を下げることでも知られています。
<バカガイ> バカ貝 ★ 栄養価
ハマグリに似た二枚貝です。通称の「アオヤギ」の方が一般的です。道南から九州まで広く分布していますが、日本海側は少なく、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海が主産地です。むき身は寿司だね、刺身、ぬた、酢の物等に、貝柱は「小柱」とも呼ばれ、かき揚げ天ぷら等にします。 低カロリーで、ビタミンAが豊富。また、血液を中性に保つリンも多い。
「ホウボウ」 ホウボウ 旬魚レシピへ メルマガ21号『海の底を歩く?!魚の話』 ★ 栄養価
大きく美しい胸びれを持ち全体が角張った印象の魚で、一度見ると忘れられない姿をしてます。名前の由来はうきぶくろを使って、「ボーボー」と音をだすところからきています。北海道以南の各地沿岸を中心に分布しますが、近海でとれた大型のものは高値で取引されます。 可食部分が少ないが、味は淡泊でくせがなく色々な料理に向いている。カリウム・リン・カルシウムなどミネラルが豊富